2021/07/27 西村ひろユキ
さっき読んだ漫画に「西村ヒロユキ」という主人公が出てきた。どこかで聞いたような名だ。設定は、喋らなければかっこいい美少年というものだ。喋らなければ、というところに現実のあの男を重ねつい笑ってしまった。
漫画の方はヒロユキなので、気おつけよー。
2021/07/16 書いておかねば
今日の帰りは、部活の後輩の乗る電車のために下校の道をダッシュした。彼は中学時代バスケ部だったため大丈夫なのだろうが、僕は体に中々取れないダメージを負うほどに疲れる運動だ。
僕が走ったその5分間が、俺の人生の取り返しのつかない部分を刺激して夜になっても心が晴れない。
その痛みをここに記録しておく。
その後輩の猛ダッシュの理由とは彼女とのデートに遅れないためであった。
部活の他の連中は、彼女持ちへの定石になってしまっている、影で応援している風を醸し出す「いちゃつきやがって」「この野郎が」
というようなやり取りをして彼を応援していたが、僕には残念ながらそんな余裕はない。
僕はあまり自分の感情に嘘をつき相手に気をつかえるタイプではないので、気持ちの中の数%の祝福全てを表情に押し出しかなり不自然なニコニコで誤魔化していたはずだ。
半分は走っただろうと言うところで、僕は後輩に何度かの質問をした。
心が苦しくなるのは目に見えていたはずだろうに、聞いたのはデータが欲しかったのだ。なぜ、どこで、どんなふうにイチャつきそれを繰り広げ始まり終わるのかを。決して下手に出るつもりはないがな。
どうやら、彼女とは中1から付き合っているらしく、ほとんど週に一回は会っているようだ。部室でもう3週間も会ってないんですよーと聞いたときは驚いたが、そんなに熟年カップルだったことに更に驚いた。
「こんなの、奇跡でしかないですよ」
後輩よ、その認識は正しいぞ。
ココ最近は、別の学校に通っている彼女の都合で会える機会が減りつつあるらしく、会えても短い時間らしい。だから、今日はたっぷり会いたいというわけだ。
と、僕が先輩としてのプライドか気持ちをわかったような口ぶりで言い返すと、
彼は恐ろしいことを口にした
「ディナーの予約を取ってるので行けないってわけには行かないんです」
ディナーと言ったかは定かではない、がこの大人びた出来事が1歳下によって数時間後に行われようとされていることに、今書いていて涙が出た。
ここのところ、周りの人間にそういった浮かれに浮かれた話が多いのに気がついた。
いったい、何が違うのだろうか?僕の、何がだめなんだろうか?このさき、どうしたかいいのだろうか?
やはり、勇気が足りないのか?
告白する勇気とそういった大人の世界に飛び込んでしまう勇気。そこだけなのだろうか。しかし、そこだけと言っても僕には不可能である。とりあえず今日は、そこまでの勇気を出すほど恋愛に興味がないという結論にしておく。あながちハズレでもないと思う。
2021/04/04 チヨコレイトは6文字
今、トイレの中でチョコの匂いがした
喫茶店ともなるとウンチもチョコなのかもね
2020/03/25 あるトイレの中
やっと昨日、ドラクエ11をクリアした。いや、やっととつけるにはかなり早かったような気がするが。クリアまで50時間あったのだが2週間ほどでクリアしてしまった。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを中1のときにプレイして以来、夢中になれるゲームがなくやってても3時間あたりで飽きてしまう僕だったがついに見つけたのだ。
壁を登れるわけでもアクションがあるわけでもないがなぜだか長々とやってしまい時間が過ぎているのだ。もちろんアクションゲームと比べて疲れないから、無駄な時間(歩いてる時とか)が多いからとか理由はあるだろう。
しかし、行く街に存在するストーリー、世界が魅力的だったのは間違いない。世界について本で少しづつ知れるのは面白かった。
今までのゲームトップ5に入るだろう。
次のゲームは「グラビティデイズ」なるソフトだ。絵がおしゃれなので買ってみたが無重力のアクションが面白い。
前に、何個かのゲームをランダムで買ったソフトの中だとドラクエの次に期待のソフトだと言えるだろう。
神宮寺三郎というゲームも買ったのだがあんまりだったし。
2020/03/15 明るい家族計画
今敏監督の「妄想代理人」が結構好きだ。色々クレイジーなアイデアが詰め込まれている作品で、中でも一際異彩を放っているように感じるのが第8話「明るい家族計画」である。
この回ではラストに主人公3人がすでにユーレイであることがバラされ、それと同時にタバコの自動販売機のようなものに「明るい家族計画」という文字が描かれタイトル回収となるのだ。
私は、この監督がありえない所に意味のある文字を描くことをしでかす人間であると思っているので、その時は「意味は分からないが面白かったしいいや」とテキトーな考えで次の回へ進んでしまったのだ。
しかし、これは間違いであった。
まさか現実に存在していたとは。オトナの世界では当たり前に知られているものなのだろうか。登校ルートにあるとはラッキー。
2020/03/12 臭いぜ
お母さんとお姉ちゃんが今日から4日間旅行に出る。なので今日もお弁当を作ってもらえなかった。そんなときに僕の選ぶ選択肢は2つである。
学校の食堂か、駅のコンビニか、だ。
僕は家から駅への車の中で即座に、
今日はコンビニにしよう!と判断した。
改札を抜けてすぐそこのNEW DAYZに入る。しかし、ここで問題発生。店内がとてつもな〜く臭いのだ。どんな臭さかというと、うんちだったり鉄だったりのシンプルな臭さではない。きっとあれは食べ物と人間の不潔な部分とが奇跡のバランスで混ざり合っていないと成立しないであろう代物だ。
そして驚いたのは、周りの人々はこの匂いに反応していないということだ。僕なんか吐きそうなのに!もしかして、彼らもオトナの態度でかっこよく我慢しているのだろうか。
僕も店員の前では、「オエッ」の動作はしないよう気をつけよう。
あまりに痛くなかったので、飲み物だけ買った。学校の食堂にする。
2020/03/06 微妙な心理関係
今日も一人で学校へ登校してきた。電車登校なのだが、来る人数が圧倒的に多いのは僕の反対側の電車なので、駅から学校まではいつも一人でのびのび歩いて学校へ向かっているのだ。いつもの調子なら「一人なんて全然寂しくないね」と友達に語り尽くしちゃうほどの孤独人間なのだが、今日は、といっても一ヶ月に一度くらいはあるが何やら寂しくなった。これを書いている教室でも一人でポツンと。朝の持つ元気なパワーが流れておらず、放課後かと錯覚してしまう。
そんな状態だったので僕は歩きながら、周りに声をかけられる知り合いはいないかと何度か後ろを振り返ってみた。いない。知り合いどころか誰も。
またまた話が逸れるが、学校への登校ルートが変わった。先生たちが近隣の住民方を説得して決められた範囲ならどのルートでも学校へ来ていいことになった。
なので場所は住宅街。入り組んでいるため、いつ友達が現れてもおかしくはないのだった。
そんな中でもいないのかと寂しくなりながら、学校へ到着。下駄箱で体育履き(上履きでなくとも良い)にはきかえている最中、もう二個程向こうの下駄箱棚でアレヤコレヤしてる人間に気づいた。
「もしかして、あの後ろ姿は友達のHじゃないか?」かかとを踏みながら急いで顔の見える場所まで急いだ。お互いの顔を見合う。
違かった。